エルンスト フックス(英語表記)Ernst Fuchs

20世紀西洋人名事典 「エルンスト フックス」の解説

エルンスト フックス
Ernst Fuchs


1930.2.13 -
オーストリア画家
ウィーン生まれ。
1944年聖アンナ美術学校でフレーリッヒに絵画を師事し、さらに’46年ウィーン国立美術学校でギュテルスローに師事し、’48年アート・クラブに参加。’51年「フンズグルッペ」を創立し、’58年ギャラリー「フックス」を設立する。’69年サンパウロ・ビエンナーレ展で受賞し、’74年「一角獣凱旋」(エッチング)で注目される。ゴシック絵画やマニエリスム絵画の影響を受け、旧約聖書神話題材に預言的な幻想絵画を作り出す。ウィーン幻想派の代表的作家の一人である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android