コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

エレクトロニクス史(年表) えれくとろにくすしねんぴょう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エレクトロニクス史(年表)
えれくとろにくすしねんぴょう

1874ストーニー(アイルランド)、電気原子説を唱え基本粒子を「エレクトロン」と命名
1883エジソン(アメリカ)、エジソン効果(熱電子放出)の発見(翌1884年に特許出願、万国博覧会に展示)
1897トムソン(イギリス)、比電荷の測定より電子を発見
1897ブラウン(ドイツ)、ブラウン管を発明
1898パウルセン(デンマーク)、鋼線や鋼帯に音を記録するテレグラフォンを発明
1901マルコーニ(イタリア)、火花式による大西洋横断通信成功
1904フレミング(イギリス)、二極管発明(電子管)
1906フェッセンデン(アメリカ)、音声変調による無線電話発明(ラジオ)
1907ド・フォレスト(アメリカ)、三極管発明(電子管)
1907ピアース(アメリカ)、金属針接触型鉱石検波器を発明
1910ロスト(フランス)、光学録音による映画トーキーを発明
1911カマーリン・オネス(オランダ)、超伝導(超電導)現象の発見
1912アームストロング(アメリカ)、三極管を用いた再生発振回路を発明
1912リチャードソン(イギリス)、音響による測距法を特許出願の1か月後水中に応用
1912アメリカ無線学会(IRE)設立
1914サグナック(フランス)、レーザージャイロの原理となるサグナック効果を発見
1914フェッセンデン(アメリカ)は潜水艦通信用および反響測距用の「フェッセンデン発振器」を発明
1915ニューヨーク~サンフランシスコ間、大陸横断電話開通
1915カーソン(アメリカ)、単側波帯変調開発
1916三重県の鳥羽(とば)~神島(かみじま)~答志(とうし)間に世界初の無線公衆電話業務開始
1917フランスでランジュバンら、ソナーの原理となる圧電素子を用いた水中測距装置を開発
1917アメリカ~フランス間の無線電話の営業開始
1918アームストロング(アメリカ)、スーパーヘテロダイン回路発明(スーパーヘテロダイン受信機)
1919ショットキー(ドイツ)、四極管発明
1920グッデンとポール(ドイツ)、エレクトロルミネセンス(EL)発見
1920ピッツバーグでラジオ放送開始(アメリカ)
1922コーン(ドイツ)、無線による写真電送の実験成功
1923ツウォリキン(アメリカ)、アイコノスコープ撮像管特許化
1923ド・ブローイ(フランス)、電子の波動性(物質波)を提唱
1925ラジオ放送開始(日本)
1925ベアード(イギリス)、実用的テレビジョン発明
1925カールソン(アメリカ)、単側波帯写真電送方式(ATT方式)考案
1925ベル研究所で写真電送装置開発(アメリカ)
1925ニューヨーク~ロンドン間で無線写真電送に成功
1926八木秀次(日本)、八木アンテナ(八木‐宇田アンテナ)を発明
1926浜松高等工業学校の高柳健次郎、「イ」の字のテレビ電送に成功
1927ラングミュア(アメリカ)、高利得三極管発明
1927ロッジ(イギリス)、五極管発明
1927ロンドン~グラスゴー間、電話線を通して画像送信
1927ブラック(アメリカ)、負帰還増幅器の発明
1927東北大学の岡部金治郎、分割陽極マグネトロンを発明
1928カラーテレビ、機械式による最初の実験(イギリス)
1928丹羽保次郎(日本)、NE式写真電送装置開発(ファクシミリ)
1929ツウォリキン(アメリカ)、キネスコープ撮像管使用テレビ受像機開発
1929テレビ放送実験(イギリス)
1930東京~大阪間、写真電報サービス開始
1930東京工業大学の加藤与五郎と武井武、フェライト磁石、フェライト・コアの発明
1930「エレクトロニクス」の語源となった『electronics』誌創刊(アメリカ)
1931超短波によるテレビ実験(ドイツ)
1931ルスカ(ドイツ)、電子顕微鏡を発明
1931アメリカ海軍研究所のテーラーとヤング、ドップラーレーダーを開発し飛行機を検知
1932東京工業大学の古賀逸策、安全なRカット式水晶振動子を発明
1933ツウォリキン(アメリカ)、アイコノスコープ撮像管の実用化成功
1934音声を伴うテレビ実験放送(ドイツ)
1935ワトソン・ワット(イギリス)、航空用パルスレーダーを開発
1936デトリオ(フランス)、デトリオ型の平板ELを発明
1936J・R・カーソンら(アメリカ)、電波用の導波管開発
1937リーブス(イギリス)、パルス符号変調(PCM)通信方式発明、1962年にベル研究所(アメリカ)で実用化
1937アイオワ州立大学のアタナソフ(アメリカ)、電子計算機のアイデアを提唱
1937チューリング(アメリカ)、コンピュータの基礎理論
1938カールソン(アメリカ)、転写式電子写真法(ゼログラフィー)を発明
1939アームストロング(アメリカ)、FM放送システム開発
1940アタナソフ(アメリカ)、コンピュータを試作
1940CBS社、ゴールドマーク方式カラーテレビの同軸ケーブルによる実験的放送(アメリカ)
1941FM放送認可(アメリカ)
1943マッカロックとピッツ(アメリカ)、神経回路網(ニューラルネットワーク)モデルの提唱
1943小川建男、和久茂(日本)がチタン酸バリウム強誘電体を発見、ウェイナー、サーモン(アメリカ)、ウル、ガルドマン(ソ連)もそれぞれ発見
1944フォン・ノイマン(アメリカ)とモルゲンシュテルン、共著で「ゲームの理論」を体系づける
1945RCA社、ローズ、ワイマー、ローの発明したイメージオルシコンを発売
1945プリンストン研究所のフォン・ノイマン、プログラム内蔵型コンピュータを提唱
1946月を使って電波反射実験(アメリカ)(衛星通信)
1946エッカートとモークリー(アメリカ)、世界初の実用電子管式コンピュータENIAC(エニアック)を公開
1946アメリカで、白黒テレビ放送開始
1946コーニング社のモッケル(アメリカ)、導電性ガラスを発明
1947ベル研究所のバーディーン、ブラッデン、点接触型トランジスタを発明、翌48年に特許出願し、学会誌に発表
1948ベル研究所のショックレー、接合型トランジスタを発明し特許出願、翌1949年理論づけて発表
1948雑誌『アメリカ機械技術者』のなかにオフィスオートメーション(OA)ということばが登場する
1948シャノン(アメリカ)、「情報理論」を発表
1948デニス・ガボール(イギリス)、ホログラフィーを考案、1960年代に種々の光ホログラフィー(立体映像)として実現
1948ウィーナー(アメリカ)、サイバネティックスを提唱(出版)
1949ケンブリッジ大学(イギリス)、プログラムを内蔵した初の電子管式コンピュータEDSAC(エドサック)開発
1949長崎県の吉野清孝・清賢兄弟は超音波による魚群探知機を開発し魚群を発見、有効性を示す
1950ワイマー(アメリカ)、光導電効果使用撮像管(ビジコン)開発
1951ロー(アメリカ)、シャドーマスク管開発(ブラウン管)
1951カール・ウイリー(アメリカ)、合成開口レーダーを発明
1951アメリカで、ゴールドマーク方式のカラーテレビ放送を開始するも朝鮮戦争により3か月で中止
1952接合型トランジスタ生産開始(アメリカ)
1952ショックレー(アメリカ)、電界効果トランジスタを考案
1953白黒テレビ放送開始(日本)
1954テキサス・インスツルメンツ社、シリコントランジスタを開発(アメリカ)
1954タウンズ(アメリカ)、アンモニアガスメーザー発振に成功
1954NTSC方式によるカラーテレビ放送開始(アメリカ)
1954後藤英一(日本)、パラメトロンを発明
1955ローブナー(アメリカ)、オプトエレクトロニクス(光エレクトロニクス)の名称を使用
1955東京通信工業(現ソニー)(日本)、トランジスタラジオ発売
1955CATV(ケーブルテレビ)の日本第1号、伊香保(いかほ)温泉に設置
1956マッカーシー(アメリカ)、人工知能(AI)の言語を初めて使用
1956アンペックス社(アメリカ)、放送用のビデオテープレコーダー開発
1956ツウォリキン(アメリカ)、メディカル・エレクトロニクス(ME)を提唱
1956最初の大西洋横断マルチチャネル海底ケーブルシステム敷設
1956レイセオン社(アメリカ)、電子レンジを発表
1956NHK、世界初の角型ブラウン管を製作
1957江崎玲於奈(日本)、エサキダイオード発明
1957IBM社のバッカス(アメリカ)ら、科学技術用にコンピュータ高級プログラム言語FORTRAN(フォートラン)を開発
1957ピアーソン(アメリカ)、シリコン太陽電池の開発
1958キルビー(アメリカ)、モノリジックGeフリップフロップ回路発表、集積回路(IC)の発明
1958トランジスタ導入テレビ発表(イギリス)
1958通信衛星スコア打上げ(アメリカ)
1959月の電波反射を利用した通信実験(アメリカ~イギリス間、アメリカ~カナダ間)(衛星通信)
1959朝日新聞紙面電送、東京~札幌間
1959IBM社最初のトランジスタ式コンピュータIBM7090発表
1960シンコム3号を使い、衛星テレビ中継(アメリカ)
1960ジャバン(アメリカ)、赤外線ガスレーザー発振に成功
1960メイマン(アメリカ)、固体レーザーの発振に成功
1960SI(国際単位系)の成立
1960カラーテレビの本放送開始(日本)
1960ベル研究所のカーンとアッターラ(アメリカ)、MOSトランジスタ発明
1962デジタルIC(集積回路)生産開始(アメリカ)
1962シリコンプレーナトランジスタ生産開始(日本)
1962ジョセフソン(イギリス)、ジョセフソン効果を理論的に予言
1962サムロック・コンプトメータ社(イギリス)、電子管式電卓「アニタ・マーク8」を発表
1962テルスター1号を利用し電話、テレビの通信実験に成功(アメリカ)(衛星放送)
1962GE社のホール(アメリカ)、GaAs(ヒ化ガリウム)のpn接合による半導体レーザー発振に液体窒素温度で成功
1963リレー1号を使い通信実験成功(アメリカ)、日本初参加(衛星通信)、日米間衛星通信でケネディ大統領暗殺の悲報が伝えられる
1963アメリカ無線学会(IRE)とアメリカ電気学会(AIEE)が統合してアメリカ電気電子学会(IEEE)となる
1963ガン(アメリカ)、ガンダイオードの発見
1963フェアチャイルド社(アメリカ)、CMOS・IC(シーモスアイシー)技術を実用化
1964スロトウ(アメリカ)、交流駆動のプラズマディスプレーの試作
1964太平洋横断海底電線敷設(海底ケーブル通信)
1964東北大学の西澤潤一ら、グレーデッド型光ファイバーを考案、日本板ガラスと日電により1968年に「セルフォック」として発表
1964UHFテレビ放送局の設立が認可される(アメリカ)
1965インテルサット1号打上げ。通信の本格的衛星利用
1965パテル(アメリカ)、高出力CO2レーザー発明
1965ケメニー、クルツ(アメリカ)、対話型プログラム言語BASIC(ベーシック)の開発
1965スタンフォード大学(アメリカ)、エキスパートシステムの先駆としてのDENDRAL(デンドラル)を開発
1965ジョンストン(アメリカ)、IMPATTダイオード開発
1965インテル社(アメリカ)、236ビットのSRAM(エスラム)(スタティック読み書き半導体メモリー)発表
1966半導体ロジック、リニアIC生産開始(日本)
1966早川電機(現シャープ)、最初のIC搭載電卓「CS-31A」発売
1967日本の電気通信学会が電子通信学会(後の電子情報通信学会)へと改称
1967フェアチャイルド社(アメリカ)、64ビットのROMを発売
1967徳島市のNHK徳島放送局に日本最初のUHF大電力放送局開局
1968松下電器、世界初のカラー写真の三原色同時電送装置を試作
1968LSI生産開始(アメリカ)(集積回路)
1968オボシンスキー(アメリカ)、アモルファス(非晶質)半導体を発見
1968RCA社(アメリカ)、液晶ディスプレーを発表。のち日本で改良、製品化
1969アポロ11号(アメリカ)により人類が月着陸
1969アメリカ国防総省、インターネットの原型ARPA(アーパ)ネットを開始
1969ベル研究所(アメリカ)でUNIX(ユニックス)オペレーティングシステム(OS)を開発
1969服部(はっとり)時計店(のちセイコー)が水晶電子腕時計(クォーツ)発売
1969シャープ社(日本)がLSIによる電卓発売
1969インテル社(アメリカ)、SRAM(256ビット)を開発
1970林厳雄(いづお)らベル研究所にて半導体レーザーの室温発振に成功
1970コーニング社(アメリカ)、通信用の低損失光ファイバーを発表
1970バーソフ(ソ連)、エキシマレーザーの原理実験
1970江崎玲於奈(日本)、超格子を理論的に予測
1970W・S・ボイル、G・E・スミス(アメリカ)、CCD(電荷結合素子)を発表
197020dB/kmの低損失石英ファイバー開発(アメリカ)(光通信)
1971インテル社(アメリカ)、世界初のマイクロプロセッサー「4004」(4ビット)と「DRAM」(1キロビット)を発表
1971他人のコンピュータに入り込んだデータ泥棒(ハッカー)が初めて逮捕される
1971マクダネル・ダグラス・エレクトロニクス社(アメリカ)、コンピュータ・グラフィクス(CG)をエアライン用のシミュレーターのビジュアル・システムに適用
1972フィリップス社とMCA社、レーザービデオディスクを発表
1972国際電信電話諮問委員会(現ITU-T)に「IDN」と「ISDN」が提案される
1972マグナボックス社(アメリカ)、テレビ画面利用の電子ゲーム「オデッセイ」を発売
1972EMI社のハウンズフィールド(イギリス)、X線頭部用CTを開発
1973テキサス・インスツルメンツ社(アメリカ)、電子スチールカメラの特許化
1973インテルサットによる衛星通信の実用化
1973ラウターバー(アメリカ)、MRIを開発
1973クェート(アメリカ)、機械走査型の超音波顕微鏡を考案
1973電話ファックス・サービス開始(日本)
1974インテル社(アメリカ)、マイクロプロセッサー「8080」(8ビット)を発表
1974ザデー(アメリカ)、ファジー理論を提唱
1974スタンフォード大学のショートリフら(アメリカ)、医療診断用エキスパートシステムMYCIN(マイシン)を開発
1975岩崎俊一(日本)、垂直磁気記録法を発明
1975コーク(アメリカ)、RISCを開発
1975ホランド(アメリカ)、遺伝的アルゴリズム(GA)を提唱
1975クレイ社(アメリカ)、スーパーコンピュータCRAY-1を発表
1975IBM社(アメリカ)、レーザープリンターを発売
1975アメリカ商務省がネットワーク上のデータの安全を守る公開鍵(PKS)方式を提案
1976光ファイバー、本格的実用実験開始(アメリカ)
1976イギリス、文字多重放送(テレテキスト)を実施
1976日立製作所、半導体レーザーピックアップを開発
1976日本ビクター、VHS方式のVTRを発売
1976RCA社のカールソン、アモルファスシリコン薄膜を用いた太陽電池を開発(アメリカ)
1977白川英樹(日本)、薄膜導電性ポリマーの発見の成果発表
1978アップル社(アメリカ)、パソコンにディスクドライブを取り入れる
1978インテル社、モトローラ社(アメリカ)、16ビットのマイクロプロセッサーを発表
1978日本、テレビの音声多重放送開始
1978東芝、日本語ワープロ(JW-10)発売
1978リベット、シャミア、アドルマン(アメリカ)、公開鍵の条件を満たすRSA方式を考案
1978テキサス・インスツルメンツ社(アメリカ)、世界初の音声合成ICを搭載した教育玩具発売
1978キヤノン、カラーコピー機開発(日本)
1979東京にて自動車電話サービスが開始される
1979フィリップス社、コンパクトディスク(CD)の概念発表
1979日立製作所、電子線ホログラフィーを実現
1979イギリス、ダンディ大学のスピアら、アモルファスシリコン膜を用いた薄膜トランジスタ(TFT)技術を開発
1980フォン・クリッツィング(ドイツ)、量子ホール効果発見
1980日本電信電話公社電気通信総合研究所がニューメディアを提唱
1980悪質な潜伏型プログラム「トロイの木馬」によるコンピュータのデータ破壊が発覚
1980富士通、超高速電子デバイスHEMTを開発
1980KDDが光磁気書換え可能ディスクシステムを開発
1980インテル社、電気消去型プログラマブルメモリ(EEPROM)を発表、16キロビットの製品を発売(アメリカ)
1980ソニー、CCDカメラとカメラ一体型ビデオを発売(日本)
1981デジタルPBX技術基準の制定(日本)
1981カーター(アメリカ)、分子デバイスの概念から分子エレクトロニクスを提唱
1981マサチューセッツ工科大学のマン(アメリカ)、ウェラブル・コンピュータ(着用可能型コンピュータ)Wear Comp を開発
1982コンパクトディスク(CD)プレーヤーをソニー、日立製作所、日本コロンビアが発売
1982コンピュータ発信の電子メールがアメリカ全土を結ぶ
1982マイクロソフト社、IBM-PCのオプションとしてMS-DOSを発売
1982ホップフィールド(アメリカ)、ニューロコンピュータを提唱
1982MCA(マルチ・チャネル・アクセス)東京地区で運用開始(MCAシステム)
1982POSシステムが本格的にコンビニエンス・ストアに導入される(日本)
1983アップル社(アメリカ)、マウスを採用
1983IBM、ハードディスク内蔵パソコンPC-XT(10メガビット)を発表
1983産業構造審議会(日本)、「ニューメディア」提唱
1983イギリス、ISDNを世界で初めて商品化
1983日本、高度情報通信システム(INS)モデルシステムの試用実験行う(総合運用である「INSモデルシステム実験」は1984~1987年に三鷹・武蔵野地区で実施)
1983IBMチューリヒ研究所のビーニッヒ、ローラーらにより、走査型トンネル顕微鏡開発
1984坂村健(日本)、TRON(トロン)プロジェクトを発足
1984東芝にて桝岡富士雄がフラッシュメモリーを提案、翌85年に製品発表
1984アップル社、GUI搭載のMacintosh発表
1984モトローラ社(アメリカ)、32ビットのマイクロプロセッサー「68020」を発表
1984日本縦貫光ファイバー伝送システム完成
1984東京~名古屋~大阪間にテレビ会議システムのサービスを開始
1984ソニー、フィリップス社(オランダ)、CD-ROMを実用化
1984実用放送衛星BS-2打上げ(日本)
1985AT&Tベル研究所、30万回線または高解像度200チャンネルを1本の光ファイバーで送ることに成功(アメリカ)
1985ドイチュ(イギリス)、量子コンピュータの定式化
1985インテル社(アメリカ)、32ビットのマイクロプロセッサー「i386」を発表
1985マイクロソフト社、Windows 1.0を発売
1985日本、EMI(電磁波障害)規制
1985ミノルタ、IC(集積回路)利用の完全自動カメラ「α(アルファ)-7000 」発売(日本)
1986西ドイツ、ハインリッヒ・ヘルツ通信大学のバッハスら、コヒーレント光通信で10チャネルのテレビ信号の光多重波伝送実験に成功
1986IBMチューリヒ研究所のベドノルツとミュラー、高温超伝導現象を発見
1986メソスコピック領域の研究からメソスコピック・エレクトロニクスということばが定着
1986コンピュータ・ウイルスということばがが「自己複製プログラムの研究」の悪用から現実に登場
1987アメリカで17億2000万回の計算可能なスーパーコンピュータ作動
1987イーストマン・コダック社(アメリカ)、有機ELを開発
1987日本で携帯電話サービス開始
1987C・ラングトン(アメリカ)、人工生命を提唱
1987アメリカで全地球測位システム(GPS)の一部実用化、1993年にシステムとして完成し軍事用のほかに民間でも正式に使用可能に
1987電子通信学会が発展し電子情報通信学会となる(日本)
1988コンピュータ・ワームがARPAネットでの転送技術の悪用から登場
1988コンピュータ・ウイルス対策用のワクチン・ソフトが登場
1988光ファイバーケーブルによる第3太平洋海底ケーブルTPC-3開通
1988MPEGの作業部会を国際標準化機構(ISO)内に設置
1988大西洋横断の海底光ファイバーケーブル・システム敷設。同時に4万件の電話を処理
1989NHKが放送衛星(BS)による本放送とハイビジョンの定時実験放送開始
1989日本でEDTV(クリアビジョン)放送開始
1989VPLリサーチ社(アメリカ)が初のバーチャルリアリティを実現
1990プロバイダーがインターネット・サービスを開始(アメリカ)
1990パイオニア、全地球測位システム(GPS)利用のカーナビゲーション装置を発売(日本)
1991日本でハイビジョンの試験放送開始
1991L・トーバルズ(フィンランド)、Linux(リナックス)のOSを開発、オープンソース化
1991ゼロックス・パロアルト研究所のマーク・ワイザー、科学誌で公式には初めてユビキタス・コンピューティングを提唱(アメリカ)
1991飯島澄男(日本)、カーボンナノチューブ発見
1992日本でCS音声放送「ミュージックバード」(CS放送)開始
1992ソニー、MD(ミニディスク)発売
1992WWW(インターネット上の情報を統一的に得られるデータベース・システム)を、ヨーロッパ共同原子核研究機構(CERN)が正式発表
1993マイクロソフト社、Windows 3.1の日本語版発売
1993アメリカ大統領クリントン、情報スーパーハイウェー構想を声明
1994南カリフォルニア大学のエイドルマン(アメリカ)、DNAコンピュータを試験管内で実現
1994AT&Tの計算機学者ショア(アメリカ)が物理学者ドイチュ(イギリス)の提唱した量子コンピュータの有効性を指摘
1995電子マーケットがインターネット上に登場
1995日本でPHSサービス開始
1995ウォルト・ディズニー・カンパニー(アメリカ)、全編CGアニメーション映画「トイ・ストーリー」公開
1995サン・マイクロシステムズ社(アメリカ)、インターネット用オブジェクト指向のプログラム言語であるJava(ジャバ)を開発
1995サンディスク社(アメリカ)、デジタルカメラや携帯情報端末など用に小型記憶装置の先駆けとしてコンパクトフラッシュを発売
1995アメリカ電気電子学会、家庭用マルチメディア接続向けインターフェース規格にIEEE1394を標準化
1996フィリップス、ソニーがHAVi(ハビ)の開発に着手
1996日本でテレビのCSデジタル放送開始
1996デジマルク社(アメリカ)、電子透かし技術を用いた著作権管理ソフト開発
1996VICS(道路交通情報通信システム)サービスがカーナビゲーションに渋滞情報などの提供を開始
1996NTT、毎秒1テラビットの波長多重通信の実験成功
1996日亜化学工業の中村修二、GaN系で青色レーザーの室温連続発振に成功
1996富士通、42型のフルカラー・プラズマディスプレーを量産化
1996松下電器、東芝、ソニー、フィリップス、タイム・ワーナー社などによりDVD-ROMの統一規格を制定
1997デジタルオーディオの高能率符号化方式の国際標準AAC制定
1997インテル社、マルチメディア高速処理用にMMXをパソコンに搭載
1997スーパーコンピュータ「ディープブルー」がチェスの世界チャンピオンを破る(アメリカ)
1997NTT、エム研(現シーフォーテクノロジー)、電子透かし技術の実用化
1997ADSL(非対称デジタル加入者回線)の実証実験(アメリカ、日本)
1997松下電器、東芝、日立製作所など、片面2.5ギガバイトの第1世代DVD-RAMの規格制定(翌1998年に片面4.7ギガバイトの第2世代DVD-RAMの規格制定)
1998エリクソン(スウェーデン)、インテル、IBM、ノキア(フィンランド)、東芝による「Bluetooth(ブルートゥース)」の共同開発
1998海底光ファイバーケーブルTPC-5CNによる太平洋横断
1998パイオニア、シャープ、三洋電機など、片面4.7ギガバイトのDVD-RWの規格制定
1999NTT、指紋読取り用のLSIチップを開発
1999NTTドコモ、インターネットと携帯電話接続用に「i(アイ)モード」サービス開始
2000電子政府システム「First Gov」完成(アメリカ)
2000アメリカ政府、ナノテクノロジー計画(NNI)を推進
2001光ファイバーを家庭まで引いて超高速大量情報伝送を可能にするFTTHのサービス開始(日本)
2001JR東日本で非接触ICカード「Suica」導入
2001KDDI、GPS(全地球測位システム)利用の携帯電話ナビゲーション・システムのサービス開始(日本)
2001電子政府システムへの「e-Japan戦略」を決定(日本)
2001次世代半導体デバイス・プロセス技術開発のMIRAI、あすか、HARUKAプロジェクト発足(日本)
2002研究機関を結ぶ毎秒10ギガビットのスーパーサイネット開通(日本)
2003地上デジタル放送開始(日本)
2004NTTドコモ、携帯電話にICカードを搭載し会員サービスや小額決済を行うことができる「iモードFeliCa」サービス開始
2006豊橋技術科学大学、世界で初めて半導体の集積回路に発光素子を組み込むための基礎技術を開発することに成功
2007首都圏の私鉄・地下鉄・バスなどで利用できるICカード乗車券「PASMO」導入、同時にJR東日本の「Suica」との相互利用開始

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

エレクトロニクス史(年表)の関連キーワードアメリカ

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android