エレン サーリーフ(英語表記)Ellen Sirleaf

現代外国人名録2016 「エレン サーリーフ」の解説

エレン サーリーフ
Ellen Sirleaf

職業・肩書
政治家 リベリア大統領 元リベリア財務相

国籍
リベリア

生年月日
1938年10月29日

出生地
モンロビア

旧名・旧姓
Johnson

別名
別名=ジョンソンサーリーフ,エレン〈Johnson-Sirleaf,Ellen〉

学歴
西アフリカ大学,コロラド大学,ハーバード大学大学院行政学専攻〔1971年〕修士課程修了

勲章褒章
自由勲章(米国大統領)〔2007年〕

受賞
ノーベル平和賞〔2011年〕,インディラ・ガンジー賞〔2013年〕

経歴
17歳で結婚、夫とは離婚、死別したが、4人の子供を持つ。1961年渡米し、ハーバード大学で学び、帰国後、’79年リベリア財務相に就任。’80年ドウによるクーデター粛清から逃がれ、ケニア亡命。世界銀行にエコノミストとして勤務。’85年帰国し、上院選に出馬したが、ドウ軍事政権を批判したため禁固10年の判決を受け、合計9ケ月間の投獄後、米国に亡命。’92〜97年国連開発計画(UNDP)でアフリカ局長などを務める。’97年帰国し大統領選に立候補するが、武装勢力を率いるチャールズ・テイラーに敗れ、亡命。内戦終結後の2003年に帰国し、暫定政府の“統治改革委員会”委員長に就任。2005年12月大統領選の決選投票で元サッカー選手のジョージ・ウエアを破り、2006年1月アフリカ初の女性大統領に就任。2007年11月ブッシュ米国大統領より自由勲章を授与される。2011年12月民主化が遅れる地域で女性の地位向上に尽力したとして、同じくリベリアの平和運動家リーマ・ボウイー、イエメンの反政府活動家タワックル・カルマンとともにノーベル平和賞を受賞。2011年11月大統領再選、2012年1月2期目就任。“鉄の女”の異名をとる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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