エンリケ ラゾン(英語表記)Enrique K. Razon

現代外国人名録2016 「エンリケ ラゾン」の解説

エンリケ ラゾン
Enrique K. Razon

職業・肩書
実業家 インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービシズ(ICTSI)会長

国籍
フィリピン

学歴
デ・ラ・サール大学(経営管理学)〔1980年〕卒

経歴
スペインからフィリピンに移住した祖父が1930年代にマニラの港で荷物の積み込み業を始める。その事業を父が引き継いで、’87年インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービシズ(ICTSI)を設立し、フィリピンの主要港で港湾を運営。17歳で学校を中退して父が経営するICTSIに入り、クレーンでコンテナを運ぶなど現場の仕事を経験。20歳の頃にはサウジアラビアジッダの港で積荷の作業を指揮した。’87年ICTSI取締役となり、’95年会長に就任。トップ就任後、海外展開を本格化させ、世界中に港湾運営事業を拡大。フィリピンの“港湾王”といわれる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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