エーデルマン(Otto Edelmann)(読み)えーでるまん(英語表記)Otto Edelmann

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エーデルマン(Otto Edelmann)
えーでるまん
Otto Edelmann
(1917―2003)

オーストリアのバス・バリトン歌手。ウィーン近郊のブリュンで生まれ、ウィーン音楽アカデミーに学んだ。1937年にデビュー。ニュルンベルク歌劇場で活躍した後、1949年にウィーン国立歌劇場所属となる。1951年、第二次世界大戦後初のバイロイト音楽祭で『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のハンス・ザックス役を務め、同じ役で1954年にはメトロポリタン歌劇場にデビュー。1960年には改装後のザルツブルク祝祭大劇場の初公演に加わり、カラヤンの指揮でリヒャルト・シュトラウスの『ばら騎士』のオックス男爵を歌った。この役は40ほどのオペラ・レパートリーをもつ彼にとって最高の当り役となった。1976年に引退、その後はウィーンで教育活動を続けた。

[美山良夫]

『ウィーン国立歌劇場友の会編、香川檀訳『ウィーン・オペラの名歌手(1)』(1988・音楽之友社)』

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