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オキナエビスガイ(翁戎貝) オキナエビスガイ Mikadotrochus beyrichi

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世界大百科事典 第2版の解説

オキナエビスガイ【オキナエビスガイ(翁戎貝) Mikadotrochus beyrichi】

古生代から中生代に栄えた貝類の生残りで,〈生きている化石〉と称される学術上貴重なオキナエビスガイ科の巻貝(イラスト)。殻の高さと太さともに11cmの円錐形,巻きは11階。殻口は外側に細く深い切れ込みがあるのがこの類の特徴であり,上方の巻きではそれをふさいだ切れ込み帯となっている。ふたはまるくて褐色。内面は強い真珠光沢がある。軟体は巻いているが,えらや心耳などいろいろな器官が左右1対あるのは,多くの巻貝が左側の器官のみになっているのに対して原始的なことを示す特徴であり,学術的に貴重な理由である。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のオキナエビスガイ(翁戎貝)の言及

【貝】より

…深根輔仁の《本草和名》(918ころ)に始まり,江戸時代に入って多くなった。大江流芳の《貝尽(かいつくし)浦の錦》(1749)や松岡玄達の《怡顔斉介品(いがんさいかいひん)》(1758)などが出,また木村蒹葭堂(けんかどう)の《奇貝図譜》(1775)はベニオキナエビスガイはじめ多くの深海産の貝を図説したものである。〈生きている化石〉オキナエビスガイが西インド諸島で発見されて学会を驚かせたのが1855年であるから,それより80年も前のことである。…

※「オキナエビスガイ(翁戎貝)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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