オゴタイ・ハーン国(読み)オゴタイハーンこく

百科事典マイペディア 「オゴタイ・ハーン国」の意味・わかりやすい解説

オゴタイ・ハーン国【オゴタイハーンこく】

1224年ごろオゴタイ・ハーンが建てた国で,モンゴル帝国一部をなす。首都イミール。アルタイ山脈の南部領有。モンゴル帝国,続いて朝に対したびたび反乱し,ことにオゴタイの孫ハイドゥはフビライ世祖)に敵対すること30年。その死後は国力衰え,1306年チャガタイ・ハーン国併合
→関連項目四ハーン国

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