翻訳|Othello
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
イギリス生れの盤上ゲーム。〈リバーシreversi〉の名で1888年に商品化された。日本では明治時代に〈レバルシー〉(裏返し)として紹介され,その後〈源平碁〉の名で売り出されたこともあったが,1970年代に〈オセロ〉という商品名で市販されてから爆発的な人気を呼んだ。77年から国際トーナメント大会も開かれている。
ゲーム盤は8×8の64の升目で構成され,片面が白で裏面が黒の駒(オセロでは石と呼ぶ)64個を使用する。ゲームは2人で行い,先手は黒である。リバーシのもとのルールでは,黒,白が交互に盤の中央の4ヵ所に自分の色の石を置いていく。結果的にスタート位置は図1のa,b2種類になるが,オセロのルールでは,aを正式の配置として黒が打ちはじめる。石は必ず相手の石をはさむ位置に置かなければならない。aからはABCDの4ヵ所のどこかに置く。そのときはさんだ相手の石は裏返して自分の色にする(図2)。着手は交互であるから次は白番で,白はイロハのどこかに石を置いて黒石を裏返す。はさんだ石は何個でもまたどの方向でも(縦,横,斜め)全部裏返すことができる(図3)。はさめない位置には置けない。また一度置いた石を動かすこともできない。相手の石をはさめないときはパスをする。このとき相手は敵がはさめるようになるまで続けて石を置ける。石が盤全体の64の升目を埋めつくしたときゲームは終了し,その時点で石の数を勘定し,多いほうの色のプレーヤーが勝つ。
執筆者:松田 道弘
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