オデガルダイト(英語表記)odegardite

岩石学辞典 「オデガルダイト」の解説

オデガルダイト

ブレガーは気成作用閃緑岩が変質しスカポライトを含む岩石とした[Brögger : 1894].それ以前にはdypirdioriteと呼ばれていた[Sjögren : 1883].その後ブレガーは原岩のハイパーライトが変化して,鉱物組成がスカポライトが主なサリック鉱物となり,角閃石,褐色雲母,輝石などとなった多くの岩石として定義した[Brögger : 1935].ノルウェー,オデガルデン(Oedegarden)の地名に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android