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カエンボク(火炎木) カエンボクSpathodea campanulata; African tulip tree

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カエンボク(火炎木)
カエンボク
Spathodea campanulata; African tulip tree

ノウゼンカズラ科の常緑高木。南アフリカ原産で,熱帯,亜熱帯の各地で街路樹や庭園樹として栽植されている。高さ8~10m,ときに 20mにもなる。樹皮は灰褐色,四方に枝を伸ばし,長さ 30~40cmの大型の羽状複葉を対生する。小葉は通常3~4対ある。夏に,枝先に密に分枝する散房状の花序 (→散房花序 ) を出し,赤色の美花を多数つける。花は深いカップ形で径4~5cm,長さ7~8cmで上部がそり返りチューリップの花を思わせる。このことが英名の由来になっている。花後に長さ 20cmもの長大な蒴果を生じ,熟すと黒褐色になって開裂し,膜質で翼のある種子を大量に飛ばす。和名は燃えるような赤花が群がることによる。

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