カゲネズミ(鹿毛鼠)(読み)カゲネズミ(英語表記)Eothenomys kageus

世界大百科事典 第2版の解説

カゲネズミ【カゲネズミ(鹿毛鼠) Eothenomys kageus】

日本特産の半地下生のノネズミ。齧歯(げつし)目ネズミ科の哺乳類。本州の関東および中部地方に分布し,おもに低山の森林に生息するが,富士山や八ヶ岳では海抜2400m付近でも見られる。体長約10cm,尾長約4cm,体色は背側が赤褐色,腹側は淡いオレンジ色。同じく日本特産で,本州の高地にすむニイガタヤチネズミに似るが,尾が短い。目と耳介は小さく,地下生活への適応を示す。暗い森林の地面に浅いトンネルを掘り,枯葉などで巣をつくってすむ。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

檄を飛ばす

自分の主張や考えを広く人々に知らせ同意を求める。また、それによって人々に決起を促す。飛檄。[補説]誤用が定着して「がんばれと励ます」「激励する文書を送る」という意味でも用いられる。文化庁が発表した「国...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android