カサンドラ ウィルソン(英語表記)Cassandra Wilson

現代外国人名録2016 「カサンドラ ウィルソン」の解説

カサンドラ ウィルソン
Cassandra Wilson

職業・肩書
ジャズ歌手

国籍
米国

生年月日
1955年12月4日

出生地
ミシシッピ州ジャクソン

学歴
ミルサップス・カレッジ,ジャクソン・ステート・カレッジ

受賞
ジャズ・ディスク大賞ボーカル賞(1993年度)「ブルー・ライト」,グラミー賞(最優秀ジャズボーカルアルバム賞,第39回・51回)〔1997年・2009年〕「ニュームーン・ドーター」「ラヴァリー〜恋人のように」

経歴
父はジャズ・ミュージシャン。6歳頃からピアノを習い始め、大学ではマスコミ論を学ぶ。ニューオーリンズでテレビの報道ADを経験後、ニューヨークに移り、20歳でプロのミュージシャンとなる。ブルースフォークR&Bと多彩なレパートリーを歌ううちにジャズと出会う。1981年ニューオーリンズに戻り、アール・タービントンのグループに参加。短期間活動した後、’86年ソロデビュー。再びニューヨークに進出し、多くのジャズメン共演、現代ジャズ界で最高のボーカリストの一人といわれる。’97年「ニュームーン・ドーター」でグラミー賞最優秀ジャズボーカルアルバム賞を受賞。’99年マイルス・デービス追悼盤のアルバム「トラヴェリング・マイルス」を発表日本でもヒットする。2009年「ラヴァリー〜恋人のように」で2回目のグラミー賞最優秀ジャズボーカルアルバム賞を受賞。他のアルバムに「Point of View」「Days Aweigh」「Blue Skies」「JumpWorld」「ブルーライト」「グラマード」「サンダーバード」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「カサンドラ ウィルソン」の解説

カサンドラ ウィルソン
Cassandra Wilson


1955.12.4 -
ジャズ・ボーカリスト。
ミシシッピー州ジャクソン生まれ。
9才の頃からピアノとギターを学び、1975年にプロ入りした。ポップ・グループで活躍した後、’81年にニューオーリンズでアール・タービントンのグループに参加した。後にNYでウディ・ショウ、スティーブ・コールマンらと共演して評価を得た。代表作は、「ポイント・オブ・ビュー」「ブルー・スカイ」などである。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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