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カジイチゴ(梶苺) カジイチゴRubus trifidus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カジイチゴ(梶苺)
カジイチゴ
Rubus trifidus

バラ科の落葉性の低木ないし小高木。関東地方以南の暖地の海岸に生じる。日本産のいわゆるキイチゴ類の代表的な種であり,人家にもしばしば栽植される。高さ2~3mで根もとから叢生し,枝は緑色でこの属 (キイチゴ属) には珍しくとげをもたない。葉は長い柄があって互生し,直径 10~20cmの円形で掌状に5~7片に裂ける。葉面は濃い緑色で光沢がある。春に白色5弁の径3~4cmの花をつけて美しい。おしべめしべともに多数あり,花後はこの多数のめしべが寄集った球形の集合果をつくる。熟すると橙黄色で汁液に富み食用となる。

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