日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 カステリョン・デ・ラ・プラナかすてりょんでらぷらなCastellón de la Plana スペイン東部、バレンシア地方北部のカステリョン・デ・ラ・プラナ県の県都。人口14万7667(2001)。幅10~15キロメートルの細長く肥沃(ひよく)な海岸平野(ラ・プラナLa Plana)に位置し、周辺の灌漑(かんがい)農地で栽培される柑橘(かんきつ)類、タマネギなどの蔬菜(そさい)、米などの農産物の集散地として発展している。外港としてグラス・デ・カステリョンをもち、ここから農産物、とくに柑橘類が輸出され、肥料などが輸入される。[田辺 裕・滝沢由美子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例