コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カストロ後継問題 かすとろこうけいもんだい

1件 の用語解説(カストロ後継問題の意味・用語解説を検索)

知恵蔵の解説

カストロ後継問題

キューバのフィデル・カストロ国家評議会議長が2006年7月31日に腸の出血で緊急手術を受け、党と国家の権力を一時的に実弟のラウル・カストロ第1副議長に委ねたため、後継問題が改めて浮上した。1959年のキューバ革命成功以来、カストロ議長が暫定的にせよ権力の座を明け渡したのは初めて。病因はがんだとも報じられた。党内ナンバー2のラウル副議長への権限委譲は86年の第3回共産党大会で確認されていた。しかし、ラウル氏にカリスマ性はなく、80歳を越えたカストロ議長と並びラウル氏も高齢だ。カストロ死後はラウル新議長の下に集団指導となることが既定路線となっている。新指導部は、アラルコン国会議長、ラヘ副議長、ペレス外相の3人が中枢となる態勢がすでに確立している。

(伊藤千尋 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
知恵蔵について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone