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カストロ後継問題 かすとろこうけいもんだい

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知恵蔵2015の解説

カストロ後継問題

キューバのフィデル・カストロ国家評議会議長が2006年7月31日に腸の出血で緊急手術を受け、党と国家の権力を一時的に実弟のラウル・カストロ第1副議長に委ねたため、後継問題が改めて浮上した。1959年のキューバ革命成功以来、カストロ議長が暫定的にせよ権力の座を明け渡したのは初めて。病因はがんだとも報じられた。党内ナンバー2のラウル副議長への権限委譲は86年の第3回共産党大会で確認されていた。しかし、ラウル氏にカリスマ性はなく、80歳を越えたカストロ議長と並びラウル氏も高齢だ。カストロ死後はラウル新議長の下に集団指導となることが既定路線となっている。新指導部は、アラルコン国会議長、ラヘ副議長、ペレス外相の3人が中枢となる態勢がすでに確立している。

(伊藤千尋 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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