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カスー カスーCassou, Jean

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カスー
Cassou, Jean

[生]1897.7.9. スペイン,ビルバオ近郊
[没]1986.1.16. フランス,パリ
フランスの小説家,美術評論家。母はスペイン人。パリで教育を受け,第2次世界大戦中のドイツ占領時代レジスタンスに参加,戦後パリ国立美術館主事となる。スペイン文学スペイン美術に対して深い造詣を有するとともに,ドイツ・ロマン主義(→ロマン主義)の影響を受けて,空想的,夢幻的な独自の境地を開拓,端正な文体で神秘の世界を描いた。主著,小説『夢の鍵』La Clef des songes(1929),『星から植物園まで』De l'Étoile au Jardin des Plantes(1935),『パリの虐殺』Les Massacres de Paris(1936),美術研究『エル・グレコ論』Le Greco(1931),『近代芸術の状況』Situation de l'art moderne(1950),エッセー集『偏見』Parti pris(1963),詩集『獄中で書かれた 33のソネット』Trente-trois Sonnets composés au secret(1944,占領下に匿名出版)。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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