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カタリナ[アレクサンドリアの] Catharina

世界大百科事典 第2版の解説

カタリナ[アレクサンドリアの]【Catharina】

4世紀初めころ,若くして殉教したとされるアレクサンドリア(エジプト)の聖女。その名は古代の文献にはなく(別名で語られたと考えられる),中世に伝説ができてから庶民に愛好された。その伝説によれば,貴族出身の学識豊かな娘で,皇帝の命令により集められた50人の学者を論破し,彼らおよび皇妃をもキリスト教に改宗させた。そのため車輪につながれたが,車輪が奇跡によって大破し,斬首されて殉教。屍は天使がシナイ山に運んだ。

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世界大百科事典内のカタリナ[アレクサンドリアの]の言及

【カタリナ修道院】より

…527年にビザンティン皇帝ユスティニアヌス1世によって建立された。名称は,4世紀初頭にアレクサンドリアで殉教したという聖女カタリナに由来する。後代の伝説によればカタリナの遺体は天使によってシナイ山に運ばれたという。…

【マルガレテ】より

…竜か悪魔をふみつけていることが多い。バルバラ,アレクサンドリアのカタリナと3人で描かれることもある。祝日は7月20日(東方では7月17日)。…

※「カタリナ[アレクサンドリアの]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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