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カテゴリー制 かてごりーせい

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知恵蔵2015の解説

カテゴリー制

多くの障害者スポーツでは障害の内容や身体機能によってクラス分けが行われ、クラスごとに競技が行われてきた。これらのクラスのいくつかを統合したカテゴリーを作り、カテゴリーの中で1個のメダルを争おうとするのがカテゴリー制である。この場合、統合されたクラスのうち障害の重いクラスの選手が不利にならないよう換算式により算出した記録によって争われる。これによって、大会全体で争われるメダルの数は減り、1個のメダルの価値は上がることになる。また、参加競技者が少ないクラスの選手も競技不成立の心配をすることなく参加できる反面、記録換算式の妥当性や見る側の分かりにくさなどの課題がある。2006年にトリノ(イタリア)で開催された冬季パラリンピック大会のスキー競技ではカテゴリー制が採用され、座位のグループ、立位のグループ、視覚障害グループ3つのグループ内でメダルが争われた。

(藤田紀昭 日本福祉大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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