カテンソウ(花点草)(読み)カテンソウ(英語表記)Nanocnide japonica Bl.

世界大百科事典 第2版の解説

カテンソウ【カテンソウ(花点草) Nanocnide japonica Bl.】

春先,低山地の日だまりに群生して花をつけるイラクサ科の多年草(イラスト)。小型の植物なので,開花期以後は目にとまりにくい。属名は小さな(nano‐)イラクサの仲間(cnido)を意味する。茎は高さ10~25cm,多数の走出枝をだし活発な栄養繁殖を行う。葉は互生し,小型の三角状卵形で両面にまばらな毛がある。花は単性花で,雄花序は長柄があり茎の上部から抜き出て3~4月に咲く。雌花序の柄は短く,上部の葉の葉腋(ようえき)につく。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android