コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カナ政治 カナせいじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カナ政治
カナせいじ

タイ独特の政治構造。有力な個人を中心にした派閥的政治集団である「カナ」が,武力を背景に政治権力を奪取し,その後,別の「カナ」が権力の掌握を目指して政権と対抗するという構図が繰返されるのが「カナ政治」である。タイでは,1932年の立憲革命以降,ほぼ半世紀にわたって「カナ政治」が展開されてきた。この政治的伝統は 80年代には途絶えたかにみえたが,チャチャイ政権を倒した 91年2月のクーデターで誕生したアナン暫定政権は,この「カナ政治」を久々に復活させたものであった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

カナ政治の関連キーワードタイ

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android