カニシカ王立像(読み)カニシカおうりゅうぞう(英語表記)Kaniṣka

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カニシカ王立像
カニシカおうりゅうぞう
Kaniṣka

インド,クシャン朝時代の著名な銘文つきのカニシカ王の立像。 1911~12年バラモン教徒クリシュナがマトゥラ市北方のマート部落のバラモン教寺院跡で発見。頭部,両腕を欠いて原形はとどめない。正面の衣の裾に沿って Mahârâjâ râjâtirâjâ devaputro Kaniṣko (大王,王の王,天子,カニシコ) の銘文がある。像は袖つきのペルシア風マントをまとい,長靴をはいて右手をマカラ文様のある武器の上端に載せ,左手で長剣の柄を握る。像高 185cm。マトゥラ考古博物館蔵。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

新華社

中華人民共和国の国営通信社。新華通訊社が正式名称。 1931年延安で創立され,48年北京に移り,現在は政府国務院新聞総署の管轄下にある。特に文化大革命以後は重要度が高まり,党と政府の発表はここを通じて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android