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カニツリグサ(蟹釣草) カニツリグサTrisetum bifidum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カニツリグサ(蟹釣草)
カニツリグサ
Trisetum bifidum

イネ科の多年草。日本全土および中国,朝鮮半島,台湾に分布し,路傍,草地に自生している。高さは 40~80cmで,葉は線形をなし比較的短い。は立上がって葉鞘のある葉が互生し,茎の頂端に花穂をつける。多数の小穂から成り,小穂は数花が平らに集っている。長い芒 (のぎ) がある。花は白緑色,ときに紫色を帯びるが,のちに黄褐色となる。

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世界大百科事典 第2版の解説

カニツリグサ【カニツリグサ(蟹釣草) Trisetum bifidum (Thunb.) Ohwi】

草原や道端に普通のイネ科の多年草(イラスト)。和名は,子どもがこの草の茎でサワガニを釣って遊ぶからついたという。まばらな株を作り,茎は高さ60cmくらいで,細く,葉とともに軟らかい。葉は線形で,長さ15cm,幅は5cmくらいで,葉身裏面と鞘(さや)に毛がある。花序は5~6月ころ,茎の頂にあらわれ,やや密な円錐形で,先端は多少垂れ,長さ20cmくらいあり,初めは多少紫色を帯びるが,後では黄褐色になり,多少光沢がある。

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