カネム・ボルヌー帝国(読み)カネムボルヌーていこく

百科事典マイペディアの解説

カネム・ボルヌー帝国【カネムボルヌーていこく】

中部アフリカのチャド湖周辺に栄えた王国。現在のナイジェリア,ニジェール,チャド,カメルーンのそれぞれ一部にまたがる広大な地域を時代によって移動しながら支配した。8―9世紀ごろにカヌリ族によってチャド湖北東のカネムKanem地方に建国され,14世紀に遊牧民の攻撃を受けてチャド湖南西のボルヌーBornu地方に遷都したとされているのでこの名称がある。11世紀に王がイスラムに改宗し,12―13世紀にイスラムが国教とされた。サハラ縦断交易で栄えたが,19世紀ごろに滅んだ。
→関連項目チャド

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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