カノコユリ(鹿の子百合)(読み)カノコユリ(英語表記)Lilium speciosum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カノコユリ(鹿の子百合)
カノコユリ
Lilium speciosum

ユリ科の多年草。四国および九州の崖地に自生するが,観賞用としてよく栽培される代表的なユリの1種。鱗茎は大型で径 10cmに近く,黄色ないし黄褐色。茎は長さ1~1.5mで斜めに立つ傾向がある。葉は柄があってやや革質,広披針形または楕円状で長さ 15cmほどあり,鋭尖頭で基部は丸い。夏に,茎の上部にまばらに枝が出て,1個ずつ花をつける。花被片は白く根もとから強く外にそり返り,内面が淡紅色を帯び,その上に鮮紅色の斑点がある。これを鹿の子絞りに見立ててこの名がつけられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

アウェイ育児

自身や配偶者の就職や転勤などに伴い、慣れない土地に移って子育てをすること。身近に相談できる親類縁者や友人が少なく、地域とのつながりも薄いケースが多い。また、夫の育児参加が少ないなどで孤立感を深めた母親...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android