カマラ ライェ（英語表記）Camara Laye

20世紀西洋人名事典

カマラ ライェ
Camara Laye

1928 - 1980
ギニアの小説家。
高校卒業後技師になる為にフランスに留学する。苦学と貧困の中、郷愁の思いを小説に託した回想的自伝「アフリカの子」(1953年)を書き、アフリカ人として初の本格的小説家としての地位を得た。帰国後、大統領と個人の自由に対する考えが衝突し、自宅拘禁状態に置かれる。’65年にセネガルに亡命し、ダカール大学回教研究所員となる。’80年に亡命先で病死し、伝承文学「言葉の主」(’78年)が最後の作品となった。他の作品に宗教的寓話小説「王の栄光」(’54年)、「アフリカの夢」(’66年)。

出典　日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」（1995年刊）

367日誕生日大事典

カマラ ライェ

生年月日:1928年1月1日
ギニアの小説家
1980年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」