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カヤ(茅∥萱) カヤ

世界大百科事典 第2版の解説

カヤ【カヤ(茅∥萱)】

ススキ,オギ,チガヤなど,主として屋根をふく材料に用いられるイネ科の植物の総称。古来〈刈屋(かりや)の約〉とか〈上屋(かや)の意〉などその語源について諸説があるが,金思燁によれば〈茅〉にあたる古代朝鮮語が,母音子音ともに日本語の〈カヤ〉に対応しており,朝鮮語に基づく可能性が強い。【深津 正】 カヤの茎葉は牛馬の飼料や炭俵の材料のほか,とくに屋根ふき材として用いられた。以前は,屋根ふきのために,部落でカヤ野を共有している場合が多かった。

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世界大百科事典内のカヤ(茅∥萱)の言及

【ススキ(芒∥薄)】より

…ススキはこれらの変種,品種を含めて,日本,朝鮮,中国に分布する。 ススキは風情のある秋草として日本人に愛好されていて,月見には欠かせないものであるが,往時はカヤと呼んでかやぶき屋根をふいたり,炭俵を編んだりした。生態的には日本の乾いた草原の優占種で,森林を切るとまずススキが生え,ススキ原を焼くとススキが栄える。…

【新箸】より

…茅(カヤ)の箸で食物を食べる7月(旧暦では6月)下旬の行事。新箸の祝ともいう。…

※「カヤ(茅∥萱)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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