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カヤツリグサ(蚊帳吊草) カヤツリグサCyperus microiria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カヤツリグサ(蚊帳吊草)
カヤツリグサ
Cyperus microiria

カヤツリグサ科の一年草。荒れ地や路傍に普通にみられる植物。茎は高さ 30~50cmの3稜形で,1株から数本出る。葉は数枚,細長い線形で根生する。夏から秋にかけて,茎頂に3~5個の葉状の包葉を出し,数本の複穂状花序を生じる。その先端に数個の小穂が密生する。小穂は黄褐色の線形で 20個ぐらいの花が2列に並ぶ。鱗片は広倒卵形で 1.5mmぐらいあり,果実は鱗片より少し短く 1mmほどである。和名は,茎を両端から裂くと4本に分れる形を蚊張に見立てたもの。チャガヤツリ C. amuricusは本種に似ているが,花序が枝分れせず,また小穂の数が多くて褐色をなす点で異なる。

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