世界大百科事典(旧版)内のカリストゥス[3世]の言及
【ボルジア家】より
…スペインのアラゴン地方の町ボルハ(イタリア語化してボルジアとなる)の出自で,13世紀前半アラゴン王のレコンキスタ軍の騎士やバレンシア地方の貴族のなかにその名を見いだす。最初にイタリアに足を踏み入れたのはアルフォンソ(1378‐1458)で,コンスタンティノープル陥落前後のヨーロッパの危機の時代に,バレンシア司教,アラゴン王顧問官,枢機卿に順次昇進し,イタリア入国12年目の1455年教皇位(カリストゥス3世)につく。このときすでに77歳で多くをなしえなかった。…
※「カリストゥス[3世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」