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カリーム・ハーン Karīm Khān

世界大百科事典 第2版の解説

カリーム・ハーン【Karīm Khān】

1705ころ‐79
イランザンド朝の創建者。在位1750‐79年。イラン系ザンド族の出身。ナーディル・シャーの暗殺後,ザンド族をホラーサーンから西部イランの原住地に連れ戻し,徐々に勢力を伸張。1763年,ホラーサーンを除くイラン全土を制圧した。シーラーズに都を定めた彼は租税を軽減,産業,商業,貿易の振興に努め,学者,文人を保護するなど善政を行い,アフガン族の侵入後,久方ぶりにイランに平和な時期が訪れた。【羽田 亨一】

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世界大百科事典内のカリーム・ハーンの言及

【ザンド朝】より

…〈ゼンド朝〉ともいう。イラン系ザンド族のカリーム・ハーンが建てたイランの王朝。1750‐94年。…

【シーラーズ】より

…13~16世紀にかけてシーラーズは,サーディー,ハーフィズなど有名な詩人や哲学者モッラー・サドラーを生み,イランの文芸・学問の中心となった。 1725年アフガン族の侵入により甚大な被害を被ったが,50年ザンド族のカリーム・ハーンがザンド朝(1750‐94)を建て,シーラーズを都とした。30年間にわたるこの王の治下でシーラーズは繁栄を回復し,イラン第一の都市になった。…

※「カリーム・ハーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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