カリー マリス(英語表記)Kary B. Mullis

現代外国人名録2016 「カリー マリス」の解説

カリー マリス
Kary B. Mullis

職業・肩書
生化学者,生化学アドバイザー スター・ジーン社会長 元シータス社研究員

国籍
米国

生年月日
1944年12月28日

出生地
ノースカロライナ州レノア

専門
分子生物学

学歴
ジョージア工科大学〔1966年〕卒,カリフォルニア大学バークレー校大学院

学位
生化学博士(カリフォルニア大学)〔1972年〕

受賞
ノーベル化学賞〔1993年〕,ガードナー国際賞〔1991年〕,コッホ賞〔1992年〕,日本国際賞(第9回)〔1993年〕,トーマス・エジソン賞〔1993年〕

経歴
カリフォルニア大学サンフランシスコ校講師を経て、1979年ベンチャー企業シータス社研究員となり、’85年遺伝子を大量に増殖する技術、PCR(合成酵素連鎖反応)法を開発。医学、生物学、考古学とあらゆる分野に応用され、“遺伝子の時代”を切り開いた。’86〜88年ジトロニクス社分子生物学部長を経て、’92年スター・ジーン社設立、会長。’93年DNA化学における手法開発への貢献により、M.スミスとともにノーベル化学賞を受賞。’91年“肝臓週間”で来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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