カリ明礬(読み)カリみょうばん

精選版 日本国語大辞典 「カリ明礬」の意味・読み・例文・類語

カリ‐みょうばん ‥ミャウバン【カリ明礬】

〘名〙 (カリはkali) カリウム‐アルミニウム明礬のことで、普通は単に明礬という。化学式 KAl(SO4)2・12H2O 明礬石硫酸を加えて製した白色または無色透明結晶。水処理の凝結剤、媒染剤、皮なめしなどに使われ、水分を除いたものは焼明礬と呼ばれ、医用収斂(しゅうれん)剤に用いる。〔鉱物字彙(1890)〕

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デジタル大辞泉 「カリ明礬」の意味・読み・例文・類語

カリ‐みょうばん〔‐ミヤウバン〕【カリ明×礬】

カリウムアルミニウム明礬のこと。ふつう単に明礬とよぶ。加熱脱水して焼き明礬を作る。→明礬みょうばん

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