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カルチョ・スキャンダル かるちょすきゃんだる

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知恵蔵2015の解説

カルチョ・スキャンダル

イタリアのサッカーチーム、ユベントスを中心とした不正行為が発覚し、セリエA史上最大級のスキャンダルに発展した。ユベントスのGM、ルチアーノ・モッジが、自チームに有利になるように主審指名を操作していたことや、移籍をめぐって不正経理を行っていたことが、電話の盗聴捜査によって明らかになった。盗聴は禁止薬物使用疑惑のために行われたものだが、それ以外の不正行為が次々に判明。起訴されたのはユベントスのほかACミランラツィオ、フィオレンティナ、レッジーナの5チームと、各チームの会長や幹部、審判に及んだ。2006年7月25日、イタリア・サッカー協会のスポーツ裁判所上訴審で、ユベントスにセリエB降格と06―07年シーズンの勝ち点をマイナス17ポイントとする判決が下された。また、04―05、05―06シーズンの優勝も取り消された。他の4チームはセリエAに残留となったが、ACミランがマイナス8ポイント、フィオレンティナがマイナス19ポイント、ラツィオにマイナス11ポイント、レッジーナがマイナス15ポイントの罰則が科された。またユベントスに12万ユーロ、フィオレンティナ、ラツィオ、レッジーナに各10万ユーロ、ACミランに3万ユーロの罰金が科せられた。主犯格のモッジがGMだった12シーズンで、ユベントスは7回のリーグ優勝を果たしていた。

(西部謙司 サッカージャーナリスト / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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