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カルボニック・アンヒドラーゼ carbonic anhydrase

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世界大百科事典 第2版の解説

カルボニック・アンヒドラーゼ【carbonic anhydrase】

脊椎動物の赤血球などに存在し,の反応を触媒する炭酸脱水素酵素。動物起源のものは亜鉛を含む。一般に体液のpHの調節に関係するとされる。組織内では呼吸等によって形成されたCO2が血液に移行する反応,肺では血液からH2CO3がCO2になり空気に移行する反応を触媒している。また植物では光合成に関係があると考えられている。この酵素は,既知の酵素の中で最も高い分子活性をもつことでも知られ,酵素1分子当り,1分間に3.6×107個の基質を変換する。

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世界大百科事典内のカルボニック・アンヒドラーゼの言及

【亜鉛】より

…高等植物においても葉に特徴的な病斑が現れる。動物の赤血球中の酵素カルボニック・アンヒドラーゼ(二酸化炭素の水和と運搬に関与する)に含まれ,また酵母アルドラーゼの活性化,アルコールデヒドロゲナーゼ,ペプチダーゼなどの微量成分として酵素分子の活性中心を形成するうえで重要である。また動物細胞の核中に微量ながら広く分布しており,細胞分裂に関係があるとも考えられている。…

※「カルボニック・アンヒドラーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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