カルロ[7世](読み)かるろ

世界大百科事典(旧版)内のカルロ[7世]の言及

【ナポリ王国】より

…ナポリではマザニエロの一揆(1647)のような下層民の反乱が生じた。 スペイン継承戦争が始まるとナポリ王国はオーストリアの支配下に入ったが(1707),ポーランド継承戦争の結果,スペイン王フェリペ5世(ブルボン家)の子カルロ7世がナポリおよびシチリア王に即位(1734),トスカナの法律家タヌッチBernardo Tanucci(1689‐1782)を宰相に起用して啓蒙主義的な政策を行った。カルロ7世がスペイン王(カルロス3世)に即位(1759)した後を継いだフェルディナンド4世Ferdinando IVの時代には,同じくタヌッチの指導下でP.ジャンノーネの政治思想やA.ジェノベーゼの経済思想の影響を受けた政策が実行された。…

※「カルロ[7世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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