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カルロス[3世] Carlos III

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世界大百科事典 第2版の解説

カルロス[3世]【Carlos III】

1716‐88
フェリペ5世ファルネーゼ家出身のイサベルとの間に生まれた長子(フェリペ5世の第5子)。異母兄フェルナンド6世の死によって,ナポリ国王(在位1734‐59)からスペイン国王(在位1759‐88)として迎えられた。啓蒙専制君主で,優れた人材を登用し,数々の改革を実施した。なかでも,軍職の整備をはじめとする軍(特に海軍)の改革,および公共事業に功績を残し,現在マドリードにある歴史建築物の多くは,彼の時代に建てられた。

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世界大百科事典内のカルロス[3世]の言及

【イエズス会】より

…ヨーロッパ人入植者を排除し,イエズス会士と原住民によるキリスト教信仰の実践と原始共産生活の融合は,16世紀人文主義者のユートピア論を思わせる壮大な社会実験であった。しかし王権至上主義を掲げて教皇庁と対立するカルロス3世は,1767年スペインとその海外領土から全イエズス会士の追放を命じた。スペイン領インディアスからは2630名が追放された。…

【スペイン】より


[スペイン継承戦争]
 スペインの18世紀は,このような状況下で,スペイン継承戦争を端緒に始まった。この戦争は,カルロス2世(在位1665‐1700)の死後に空位となったスペインの王座とヨーロッパの覇権をめぐる列強間の国際的な戦いであると同時に,スペイン国内では,1939年までやむことなく続く内戦のプロローグであった。フランスの中央集権国家体制をスペインに移植することを意図したカスティリャ王国は,フランス王ルイ14世(王妃はカルロス2世の姉マリア・テレサ)の孫アンジュー公フィリップを擁立した。…

【バルセロナ】より

…しかし,15世紀後半から16世紀のバルセロナは,フェルナンド2世の外交・内政両面における巧みな政策により,平穏を取り戻した。またカルロス1世(カール5世)とカタルニャは非常に親密な関係を保ち,国王自身もたびたびバルセロナに滞在した。 17世紀になると,それまで国王が諸都市の自治を承認した上で維持されていた国王と諸都市との協調関係を突き崩す二つの危機が訪れ,ひいては19世紀末からのカタルニャ地方とマドリードの中央政府との対立を生じさせる起因となった。…

【マドリード】より

…ラ・ビリャ・イ・コルテ(村と王宮)と呼ばれたマドリードの中心は現在のマヨール広場Plaza Mayorで,柱廊とバルコニーのある建物に取り巻かれ,ここで闘牛や異端審問や処刑などが行われた。 2回目の都市拡大はカルロス3世時代(在位1759‐88)に行われ,18世紀末には人口は15万6672を数えた。王宮,アルバ伯公爵邸,トレド橋,アルカラ門などが建てられ,マドリードで起きた事件は全スペインに影響を及ぼすようになった。…

【メキシコ】より

… 18世紀に入るとメキシコは新たな銀ブームを迎え,経済活動が活発となった。とくに啓蒙君主として知られるスペイン国王カルロス3世の時代に実施された〈ブルボン改革〉と呼ばれる行政改革と産業振興政策は,メキシコの発展に大きな影響を及ぼした。貿易自由化政策はメキシコの貿易を増大させ,経済の繁栄は多くの新移民をスペインからもたらし,植民地社会を活発化させた。…

※「カルロス[3世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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