カルロス チャベス(英語表記)Carlos Cháves

20世紀西洋人名事典 「カルロス チャベス」の解説

カルロス チャベス
Carlos Cháves


1899.6.13 - 1978.8.2
メキシコの作曲家,指揮者,教育家。
元・メキシコ芸術院長。
メキシコ・シティ生まれ。
母方インディオの血をひくメスティソとして生まれ、マヌエル・ポンセにピアノ師事。1924年からメキシコ市の「エル・ウニベルサル」紙に音楽評論を書き始める。’28年メキシコ交響楽団を創設、’48年まで指揮者を務める。この間、’28〜34年メキシコ国立音楽院院長、’33〜34年メキシコ文化省芸術局局長を歴任し、’47〜52年にはメキシコ芸術院長を務める。メキシコ・インディオの音楽を西欧音楽に生かそうと試みた作風で知られ、代表作に「シンフォニア・インディア」(’36年)、著書に「新しい音楽にむかって」(’37年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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