日本大百科全書(ニッポニカ) 「カント(ベトナム)」の意味・わかりやすい解説 カント(ベトナム)かんとCantho ベトナム南部、カント省の省都。ホー・チ・ミン市の南西169キロメートル、メコン川下流のハウザン川に臨む。人口25万1700(2003推計)。メコン・デルタの米作地帯の中心地で、数百の精米工場がある。市内にはココヤシの茂る道路や、多数のサンパンが集まる河港があり、ロンツエン広場は運河に臨む散策地となっている。大学がある。[菊池一雅] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例