世界大百科事典内のカンポ(広場)の言及
【ベネチア】より
…それらの間をリオrioと呼ばれる約150の運河が巡っており,島相互を結ぶ橋の数は400に及ぶ。モザイクの一片にあたる各島は,本来,教区(パロッキア)に相当し(近代を迎えるまでは約70の教区があった),教区教会堂と,方言でカンポcampoと呼ばれる広場をもち,住民にとっての生活共同体となっていた。 町の中心を逆S字形に大運河(カナル・グランデ)が貫き,中世からバロック時代にかけての華やかな貴族住宅や各国の商館の並ぶ幹線水路となっている。…
※「カンポ(広場)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報