カーティス チン(英語表記)Curtis S. Chin

現代外国人名録2016 「カーティス チン」の解説

カーティス チン
Curtis S. Chin

職業・肩書
コミュニケーション・コンサルタント 元アジア開発銀行(ADB)理事

国籍
米国

生年月日
1965年

出生地
バージニア州

学歴
ノースウエスタン大学ジャーナリズム部卒,エール大学ビジネススクール修了

経歴
米国の大手PR会社バーソン・マーステラ(ニューヨーク)に勤務。米国政府機関および東京の電通バーソン・マーステラでコミュニケーション・コンサルタントを担当、また上院議員エリザベス・テイラーのスピーチライターを務めるなど、米国と日本双方のコミュニケーションおよび国際企業の社会的責任(CSR)コンサルティング事業の発展に貢献。1990年8月〜’91年6月東京のイフ外語学院の招きで日本語奨学生として滞日、同学院でビジネススクールとロースクール留学希望者を対象にカウンセリングを担当。東京、香港、北京などでの海外駐在経験を経て、同社の重役となった。2007年4月米国上院の任命により米国公使としてフィリピンマニラにあるアジア開発銀行(ADB)理事に就任。オバマ政権での最高位の職責を担うアジア系米国人のひとり。2010年退任後はタイのアジア工科大学シニアフェロー。著書に「大学院留学のためのエッセー推薦状」がある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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