カール・エーリック ソーヤ(英語表記)Carl Erik Soya

20世紀西洋人名事典 の解説

カール・エーリック ソーヤ
Carl Erik Soya


1896 - ?
デンマーク小説家,劇作家
コペンハーゲン生まれ。
コペンハーゲン大学で学び、新聞の演劇評論の後、作家として活動する。1931年戯曲「お取り巻」を発表し、デンマーク劇壇にルネサンス息吹をもたらし、’42年には小説「客」を発表し、露骨に性を描き禁固処分を受ける。’43年ドイツ軍に監禁され、’45年スウェーデンに亡命する。戯曲や詩、小説などあらゆる分野で活躍し、日常生活をテーマに豊かな想像力と精神分析的手法を駆使し、リアルな場面を描く。デンマークで人気のある作家として知られる。他の作品に戯曲「模様断片」(’40年)、「二つの糸」(’43年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android