ガブリエーレ ミュンター(英語表記)Gabriele Münter

20世紀西洋人名事典 の解説

ガブリエーレ ミュンター
Gabriele Münter


1877.2.19 - 1962.5.19
ドイツ画家
ベルリン生まれ。
1902年ミュンヘンの芸術家集団「ファーランクス」付設カンディンスキー担当の絵画教室で彼の指導を受け、’16年まで、親密な関係を続ける。’09年「新芸術家協会」「青騎士」に参加。’14〜20年スカンディナヴィアで過ごす。初期には、カンディンスキー、フォーヴィスムの影響で、人物画風景画を描く。代表作に「傾聴(ヤウレンスキー肖像)」(’08年、ミュンヘン市立美術館蔵)など。また、第二次大戦後、保管していたカンディンスキーの初期の作品をミュンヘン市に寄贈した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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