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ガルシア・ロルカ Federico García Lorca

世界大百科事典 第2版の解説

ガルシア・ロルカ【Federico García Lorca】

1898‐1936
スペインのいわゆる〈1927年世代〉に属する詩人劇作家グラナダに生まれ,マドリードの学生館で過ごす。処女詩集《詩の本》(1921)で詩人としての地位を確立。その後アンダルシアの伝承詩に傾倒した彼は,民俗的なモティーフに独自のメタファーをちりばめることにより《ジプシー歌集》(1928)や《カンテ・ホンドの歌》(1931)を発表したが,これらは言葉とリズムによってジプシーの真の魂を捕らえたものとして世界的な名声を博した。

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世界大百科事典内のガルシア・ロルカの言及

【グラナダ】より

…1873年にはスペイン南部の連邦主義運動の一拠点となった。内戦の際には,反乱軍によって共和国派の人々への激しい弾圧が行われ,グラナダの詩人ガルシア・ロルカはナショナリストに暗殺された。今日のグラナダは観光のメッカで,春のグラナダ国際音楽祭が毎年の観光シーズンの幕開けを告げる。…

【スペイン演劇】より

…バリェ・インクランは実験的・野心的な作品を書いたが,当時の観客には十分に理解されることもなく,埋もれてしまった。〈黄金世紀〉の国民演劇を意識しながら,詩人の感性をもってスペインを描き出したのが,ガルシア・ロルカやR.アルベルティである。彼らは演劇に詩的言語を復活させた。…

【スペイン内乱】より

…これらは一様にスペイン文化を評価し,さらに共和国陣営からの見聞であった。詩人ガルシア・ロルカの暗殺に関するセンセーショナルな話題の流布,ピカソの《ゲルニカ》をめぐる神話の創造などもこれにあたる。(5)諸外国の援助が戦いを長期化させた。…

【スペイン文学】より

…1927年,〈黄金世紀〉の詩人ゴンゴラの300年忌に合わせてグループを結成した一群の詩人を〈27年世代〉と呼ぶ。これは〈20世紀前半のヨーロッパ抒情詩が生んだ,おそらく最も貴重な宝〉(フーゴ・フリードリヒ)といわれるグループで,《ジプシー歌集》,そして《血の婚礼》をはじめとする三大悲劇により,詩人・劇作家として世界的名声をはせているF.ガルシア・ロルカ,V.アレイクサンドレ,純粋詩のJ.ギリェンらがその中核をなしている。
【戦後文学】
 国内を二分した内戦後のフランコ独裁体制は優れた作家を国外に追いやり,多くの才能を圧迫したため,戦後しばらくは文学的不毛の時が続いたが,小説ではC.J.セラの《パスクアル・ドゥアルテの家族》やラフォレCarmen Laforet(1921‐ )の《無》,詩ではD.アロンソの《怒りの息子》,そして演劇ではA.ブエロ・バリェホの《ある階段の物語》によって戦後文学が曙を迎えた。…

※「ガルシア・ロルカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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