キカラスウリ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キカラスウリ
きからすうり / 黄烏瓜
[学]Trichosanthes kirilowii Maxim. var. japonica (Miq.) Kitam.

ウリ科の多年草。茎は若いときは葉とともに褐色の軟毛が生えるが、成長につれ無毛となる。カラスウリに似るが、花冠裂片の先の房が短く、果実は黄色に熟する。根からとれるデンプンは天瓜粉(天花粉(てんかふん)といい、あせもの薬用となる。日本全土に分布する。基本種のチョウセンカラスウリは果実が橙黄(とうこう)色で、朝鮮、中国、ベトナムに分布し、括楼(かつろう)と称し、薬用とする。[小林純子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のキカラスウリの言及

【カラスウリ】より

…本州,四国,九州から中国に分布する。 キカラスウリT.kirilowii Maxim.var.japonica (Miq.) Kitam.は茎や葉は成熟すると毛がなくなり,果実は黄色に熟す。種子は楕円形で左右に突起がない。…

※「キカラスウリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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