キタサンブラック(読み)きたさんぶらっく(英語表記)Kitasan Black

知恵蔵mini 「キタサンブラック」の解説

キタサンブラック

日本競走馬牡馬。2012年3月10日、北海道のヤナガワ牧場に生まれる。馬主は演歌歌手の北島三郎が代表を務める有限会社大野商事。15年の3歳新馬戦でデビューし、同年の第76回菊花賞でG1初優勝を果たす。16年からは騎手武豊とし、第153回天皇賞(春)、第36回ジャパン・カップを制してJRA(日本中央競馬会)の年度代表馬に輝いた。17年には第155回天皇賞(春)、第156回天皇賞(秋)、第62回有馬記念などで優勝を飾り、現役引退以後は種牡馬入りが予定されている。JRA通算20戦12勝。JRA・GI勝利は17年時点でシンボリルドルフディープインパクトなどと並ぶ史上最多タイの7勝。

(2017-12-26)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「キタサンブラック」の解説

キタサンブラック

2012年生まれの日本の競走馬。牡馬(ぼば)。菊花賞(2015年)、天皇賞(春)(2016年、2017年)、ジャパンカップ(2016年)、大阪杯(2017年)、天皇賞(秋)(2017年)、有馬記念(2017年)優勝。2016年・2017年の年度代表馬。2020年に顕彰馬に選出された。

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