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キネティック・アート Kinetic Art

翻訳|Kinetic Art

世界大百科事典 第2版の解説

キネティック・アート【Kinetic Art】

動的なしくみか駆動装置を有し,空間と時間とによる芸術表現を行う造形作品をいう。20世紀に現れた新しい芸術分野で,ロシアの彫刻家N.ガボキュビスムや未来派の考えをもとに制作した,モーターを使った彫刻(1910)が最初の作品。その後,M.デュシャンの《回転半球》(1925)などがある。キネティック・アートを理論的に体系化したのは,モホリ・ナギである。1950年代後半から,ふたたびキネティック・アートの大きな動きが始まり,とくにJ.ティンゲリーの廃物機械を利用したナンセンスな機械彫刻は,機械技術文明への皮肉といわれている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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