キホウキタケ(黄箒茸)(読み)キホウキタケ(英語表記)Ramaria flava

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キホウキタケ(黄箒茸)」の意味・わかりやすい解説

キホウキタケ(黄箒茸)
キホウキタケ
Ramaria flava

担子菌類ヒダナシタケ目ホウキタケ科のキノコ子実体は多数枝分れした樹枝状,径 10~20cm,高さ7~15cmの塊になる。レモン色または硫黄色。老化したり傷ついたものは帯赤色となる。子実体の枝状部全面に子実層を生じる。胞子紋は帯赤黄色。食べられるが多量に食べて下痢症状を呈したという記録もある。北海道本州,九州に産し,ヨーロッパにも分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android