コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

キム・ソンハン(金声翰) キム・ソンハンKim Sǒnghan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キム・ソンハン(金声翰)
キム・ソンハン
Kim Sǒnghan

[生]1919.1.17. 咸鏡南道,豊山
韓国の小説家。 1944年日本の東京大学を中退,のちイギリスのマンチェスター大学を卒業。 50年短編『無明路』が『ソウル新聞』の懸賞に当選し,文壇にデビュー。雑誌『思想界』の編集長,『東亜日報』の論説委員,編集局長などをつとめ,言論界に活躍した。短編『ゼウスの自殺』 (1955) ,『5分間』 (55) ,『バビド』 (56) ,『極限』 (56) ,『かたつむり』 (57) ,『彷徨』 (57) などがあり,56年に東仁文学賞,57年に自由文学賞を受賞。現代社会における知識人の苦悩と彷徨を,簡潔で知的な文章で表現し,韓国小説の現代化に寄与した。ほかに『李成桂』 (67) や日本にも紹介された『壬辰倭乱』 (90) などの長編歴史小説がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

キム・ソンハン(金声翰)の関連キーワード東京大学

今日のキーワード

OAR

2018年の平昌五輪に国家資格ではなく個人資格で参加したロシア国籍の選手のこと。「Olympic Athlete from Russia(ロシアからの五輪選手)」の略。14年ソチ五輪での組織的なドーピ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android