20世紀西洋人名事典 「キリ・テ カナワ」の解説
キリ・テ カナワ
Kiri Te Kanawa
1943 -
ソプラノ歌手。
ギズボーン(ニュージーランド)生まれ。
オークランドとロンドンで声楽を学び、1969年ニュージーランドに帰る。ニュージーランド・オペラ・カンパニーに入り、「カルメン」でデビューし、’71年にはヨーロッパ・デビューする。サンタフェ歌劇場やパリ・オペラ座で「フィガロの結婚」の伯爵夫人を歌い声価を高め、その後メトロポリタン歌劇場など各地の一流歌劇場に出演する。又、演奏会でも活躍し、R.シュトラウスの歌曲は注目を浴びる。声域が広くすべてに輝きを持っている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報