世界大百科事典(旧版)内のキング・オリバーの言及
【アームストロング】より
…ジャズ誕生の地ニューオーリンズの貧しい家庭に生まれ,非行少年として13歳のとき感化院に入れられたが,そこのブラスバンドでコルネットを習った。出所後は労務者生活を続けながら,いくつかのバンドで吹いていたが,1922年先輩のキング・オリバーの招きでシカゴに行き,その天才ぶりを注目された。31年までに彼の演奏スタイルはトランペット奏者ばかりでなく,ジャズのあらゆる楽器奏者がそれぞれの演奏にとりいれるようになったばかりでなく,ビッグ・バンドの編曲スタイルにもとりいれられた。…
※「キング・オリバー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」