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ギャロッピング・インフレーション galloping inflation

世界大百科事典 第2版の解説

ギャロッピング・インフレーション【galloping inflation】

年率数十%という高い物価上昇率が続くとギャロッピング(駆足の)・インフレーションという。第2次大戦後ずっと毎年20%から数百%ものインフレ率を経験しつづけている,アルゼンチン,ブラジル,チリ,コロンビア等の南米諸国の例がよく知られている。こうした諸国では巨額な財政赤字を毎年出しつづけており,それが高い通貨の増加率と相まって高いインフレ率の原因となっているとみられる。このような高い物価上昇率が長期間続くと,賃金は生計費指数に直結して決められる傾向が強くなる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のギャロッピング・インフレーションの言及

【インフレーション】より

… インフレーションは,インフレ率,つまり物価指数の上昇率の大きさによって,クリーピングcreeping(忍び足),ギャロッピングgalloping(駆足),ハイパーhyper(超)等の形容を付されることがある。おおまかに年率数%以下がクリーピング・インフレーション,10%を超えるとギャロッピング・インフレーションといわれるが,月率数十%以上になるとハイパー・インフレーションになる。このほかにも1970年代にポピュラーとなった〈2けたインフレdouble digit inflation〉という形容もある。…

※「ギャロッピング・インフレーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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